東アジアの北部に位置するモンゴル。モンゴルと言えば、近年は相撲のモンゴル力士でもあり、横綱として活躍した「朝青龍」や「白鵬」でお馴染みですね。その他には大草原やチンギス・ハーンあたりを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
「国」としては何となく大草原に遊牧民のイメージが強い人も多いかと思いますが実際はどうなのか。
モンゴルで暮らす人々はどんな暮らしをし、どんな人格が形成されているのか。モンゴルで暮らすモンゴル人の特徴とも言うべき国民性についてまとめました。
一つの傾向ではありますが、性格的特徴や外見的特徴の参考として見てみてください。恋愛や結婚の傾向についてもまとめているのでモンゴル人と出会いたい人も参考にしてみてください。
目次
モンゴルとはどんな国?モンゴルといえば?
モンゴルと言えば、相撲や大草原、チンギス・ハーンあたりを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。逆に言えば、それ以外のことはあまりよく知られてはいないのではないでしょうか?
まずは、モンゴルとはどんな国なのか、モンゴル人の国民性を形作るモンゴルという国について紹介します。
今では世界でも稀少になった本物の遊牧民
モンゴルと聞いて、前述の3つ以外で持つイメージの中で一番大きいものが、この遊牧民かもしれません。現在でも人口の約3分の1は遊牧民として、季節ごとに土地を転々としながら、家畜を飼って暮らしています。
羊を筆頭に、やぎ、牛、馬、らくだを5畜と言い、基本的にはこれら5種類のいずれかを飼っています。また、一部ではトナカイを飼っている地域もあります。
深刻な大気汚染問題
モンゴルについてあまり知られていないのが、この大気汚染です。これは、石炭を多用することから起きている現象で、首都ウランバートルにおいて、特に真冬は数十~数百m先がかすんで見えないほどです。
変化に富む自然環境
一年を通して、マイナス50℃からプラス40℃になるモンゴルは、夏と冬の温度差の激しい環境といえます。さらに、晴天率が高く、雨や雪はあまり降りません。また、年間を通して湿度も低く、乾燥しています。
首都への人口集中化
現在ウランバートルには、146万人を超える人が暮らしており、これはモンゴルの人口のおよそ半数に当たります。そのため、朝晩の通勤通学時間帯には毎日ひどい交通渋滞が起き、大きな社会問題になっています。
首都へ人口が集中している理由としては、近年頻発している「ガン」(干害)や「ゾト」(寒害)の影響で財産である家畜を失い、やむを得ず仕事をするために遊牧民が移動してきているということが挙げられます。
また、大学進学が当たり前になってきている近年では、より良い学校に入るため、入れるため、また、より良い就職先を求めて地方から移動してくる人々もいます。多くのサービスが首都に集中しており、利便性を優先して移り住む人も多いです。
親日で日本好き
言わずと知れた相撲での交流の他に、留学や職業研修生制度などで来日しているモンゴル人も多くいます。そのため若者を中心に、日本語を勉強している人や、日本語をしゃべれる人も少しずつ増えています。
また、日本製品の質の良さや信頼性は高く評価されています。
豊かな自然と文化が魅力のモンゴルですが、近代化の波や影響を受けて少しずつそれらが失われている一面もあります。
モンゴル人の性格
度々世間をにぎわすモンゴル人力士のニュースを見ていると、モンゴル人は血の気が多いのかと思う人も少なくないのではないでしょうか。実際のところはどうなのか?モンゴル人の性格について紹介します。
家族愛が強い
モンゴル人はとにかく家族が大好きです。特に母親を大切にし愛する民族性があります。また、年上の人を敬う文化があるため、一般的に家庭の年長者は敬意を受け、大切にされます。
ただし、お金やお酒の問題に起因して夫婦げんかや家族げんかが起こることも多く、時には手が出たり、警察沙汰になるほどです。
気軽に話しかけるが人見知り
モンゴル人は、見知らぬ人にも気軽に話しかけます。その内容も、時刻や場所を尋ねたり、電話を貸してくれるように頼んだりといったものです。
しかし、そのわりには人見知りで、いざ知り合うというときに自分から積極的に話しかけたり、話題を広げたりといったことが苦手な人が多いです。
一旦知り合ってしまうとあとはおしゃべり好きで、延々と世間話を続けたり、最近のニュースに花を咲かせたりします。
見栄っ張り
良くも悪くも、モンゴル人に広く見られる性格です。たとえば人目につきやすい外見は、靴の先までちりひとつなく整えます。
また、親族や知人の結婚式に招かれれば、借金をしてでもデール(民族衣装)を新調し、美容院で念入りにドレスアップして出席するなど、明日の心配より今日の見栄を優先というところがあります。
もてなし好き
もともと、モンゴル人はとても人をもてなす民族です。家に立ち寄った人を必ず家に招き入れ、一番良い席に座らせてお茶やお菓子、さらには食事を振る舞うといったことが、普通に見られてきました。
現在でも地方やゲル住まいの人にはこの習慣が広く見られますが、首都のマンションに暮らす人々の中には不信感が広がり、少しずつ衰退してきています。
単純でおおらか
あまり深く考えずに、行動したり話したりすることが多いです。また、言い方や言葉もはっきりとしています。そのため、口論からすぐにつかみ合いのけんかに発展してしまうこともあります。
それでも、それを根に持ったり、細かいことを気にしたりということはあまりありません。また、金銭の貸し借りや時間にもアバウトです。
前述の通り、目の前の需要や利益を優先して、後々困ってしまったりする単純なところもあります。
単純なところはありますが、人をもてなしたり家族を愛して大切にしたりという、人間としてとても魅力的な性格の人々ですね。
モンゴル人の恋愛観・結婚観
恋愛観・結婚観には、それぞれの国民性の特徴や性格が大きく影響してきます。モンゴル人の恋愛観は、どんな影響を受けたものなのでしょうか。
結婚が早く子供が多い
最近ではモンゴル人だけに限った話ではありませんが、結婚する時期が早いという特徴があります。早い人は学生時代に結婚して、子供を生みます。それで、大学を休学して出産・子育てに入るという人も中にはいます。
一方で、人数が多く、年の離れた実兄弟・姉妹もたくさんいて、一番上から一番下までが10歳以上離れていることも珍しくありません。そのため、時々親子なのか、年の離れた兄弟なのか判断しかねるときもあります。一人っ子は基本的にほとんどいません。
好きも嫌いもはっきりしている
交際中の男女は、順調なときは二人の世界に浸りきっていて、お互いしか見えていないカップルが多いです。バス停や公共の場でも抱き合ったりキスしたりと、人目を全くはばかることがありません。
反面、嫌いを表現するときやけんかをしたときも、公衆の面前で堂々とやり合います。泣いたり怒ったり大声でけんかしたりと、感情表現はストレートかつはっきりしています。
女性がしっかりしている
モンゴルでは、女性の方が高学歴・高収入のことが多く、女性で働きに出ている人が大勢います。一方で男性は、女性に養ってもらうばかりか、下手をするとお酒ばかり飲んでいる人も、残念ながら少なくありません。
もちろん、きちんとした仕事をして家族を養い、大黒柱として一家を支えている男性もたくさんいます。
結婚したら付き合いは親族ぐるみ
モンゴル人は、ひとつの家に家族はもちろん、親族が一緒に住んでいることも少なくないほどで、結婚後の付き合いは、基本的に親族ぐるみになります。
特に、冠婚葬祭や、モンゴル人にとって一大行事であるツァガーンサル(旧正月)の時には、親族が皆集まります。しかも、義理の父母兄妹だけではなく、いとこやその配偶者など遠縁に当たる親族が来ることも珍しくなく、それらの人々も覚えておかなければいけないこともあります。
単純かつストレートな感情表現は、やはり彼らの恋愛観にも大きく影響しています。また、家族や親族を大切にする性格は、その付き合いから派生したものかもしれません。
モンゴル人の見た目とスタイル
モンゴル人を想像しようとしても、頭に浮かんでくるのはどうしてもモンゴル力士の顔や体型でしょう。力士以外のモンゴル人は、どんな外見をしているのか?
一般的なモンゴル人の外見的な特徴について紹介します。
基本的には骨太
数々の名力士を生み出したモンゴル人は、基本的に骨太でがっしりとした体型をしています。これは男性にも女性にも言えることで、骨格がしっかりしていて、日本人と比べると背は全体的に高めです。
特に中年層の女性は本当にがっしりとしていて、何にも負けなさそうな頼りがいのある体型の人が多いです。
この体型のおかげで、モンゴル人には体力や力がある人が多いです。ただただ肥満という人はあまりいません。
すらりとした若者たち
先の体格的特徴で述べたように、モンゴル人は基本的には骨太でしっかりとした体型ですが、現代の若者たち、特に学生くらいまでの年齢層は、背の高さはそのままにすらりとした体型の人が多く見られます。
それでも華奢でポキッと折れてしまいそうなタイプはあまりおらず、男性は筋肉質の人が多く、女性はしなやかな美しさのある人が多いです。
目は細く黒髪
モンゴル人のイメージにもれず、目は細いか一重の人が多いです。頬骨が高く張っているのも特徴です。
髪は染めている人も中にはいますが、基本的には男性も女性も黒髪です。特に女性は今でも、黒髪ストレートロングというのが鉄板ですが、最近では思い切ったショートヘアの人も徐々に増えてきています。
タトゥー
男性も女性も、体のどこかにタトゥーが入っている人が多いです。腕や足だけでなく、首筋や顔といった見えやすい部分にも、ガッツリとタトゥーしている人もいます。
また、女性はしっかりと化粧をしている人が多く、つけまつげやつけ爪など、基本的には盛り傾向が強いです。また、二重にするプチ整形や、アイブロウタトゥーも普通に行われています。
これらの特徴は、施術する店がそこここにあり、値段も驚くほどには高くなくできる手軽さがあるのでしょう。
見た目+5歳
厳しい自然環境のせいか、美に対する意識の違いか、男性も女性も基本的に見た目は、実年齢よりも+5歳くらいに見える方が多いです。良く言えば、外見的には大人っぽいということですね。
仮に「何歳に見える?」と聞かれたら、見た目よりも5歳くらい引いた年齢を言えば、実年齢に当たりやすいということです。
力士以外のモンゴル人は、しっかりした体型ではあるものの、おしゃれが好きで均整のとれた体つきの人が多いです。
モンゴル人やモンゴル人ハーフの有名人・芸能人
モンゴル人は実は意外と美人が多いとの評判です。言わずと知れた力士たちの他に、どんな有名人がいるのでしょうか。
朝青龍
言わずと知れた、史上初のモンゴル人横綱、朝青龍(本名:ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ)はモンゴル人ですね。力士引退後の現在は、実業家、銀行経営者、俳優やタレントなど多方面に活躍しています。
元力士なので当然、大きな体に丸い顔が特徴的です。また、太い眉、細い目、丸い鼻に張った頬骨と、どこをとっても純モンゴル人顔といえます。モンゴル人の中ではいわゆるしょうゆ顔の分類に入るのかもしれません。
白鵬
一時は朝青龍と並んでいつもスポーツ面を賑わせていた、白鵬(本名:ムンフバティン・ダワージャルガル)。現在も相撲業界を、横綱の立場で引っ張り続けています。
大きな丸い顔の中では存在感は小さめとはいえ、二重の瞳に薄めの眉、薄めの唇で、朝青龍よりはすっきりしたモンゴル顔です。肌もやや白めで、こちらはモンゴル人の中ではしお顔と言えるかもしれません。
タタル
2018年、ヒット曲「Hamtdaa」を飛ばした女性歌手、タタル。モンゴル人芸能人の中では化粧もさほど濃くないものの、可愛らしさと美しさを両立している若手です。
切れ長の瞳と、笑ったときに薄い口からのぞく白い歯が印象的な彼女は、各パーツが小さめの顔にバランスよく収まった、親近感のわく美人です。
バド-エネレル
目がほとんど見えないけれど、前向きに歌を歌い続けている子ども歌手です。
モンゴルの子供がやる、頭のてっぺん、左右だけを長く残して結び、後の部分はそり上げるという髪型が特徴的です。色白の肌に細めの目、子供らしいぷくぷくした頬と、ツンととがった口が何とも可愛らしいです。
オカ(オラムバヤル)
2019年に40歳になろうとしていながら、金髪がまるで元々そうだったかのように似合い、二度とモンゴルからは生まれないであろう見事な歌声などと謳われる、女性歌手です。
オカは、多くの人にハーフとよく間違われるようですが、両親共にモンゴル人の純モンゴル人です。
確かに、二重の瞳と距離の近い眉、高くて小さい鼻、あまり張っていない頬骨、そして何よりも驚異的なほどに似合う金髪姿を見ると、モンゴルはおろか、アジア圏出身ということさえ疑ってしまいそうです。
モンゴル人有名人の中にも、いかにもモンゴルという顔立ちの人から、イメージするモンゴル人からかけ離れている顔立ちの人まで、様々だということが分かります。
モンゴル人と出会う方法
それでは、最後にこれまでに紹介してきたモンゴル人の友達や恋人を作るためのモンゴル人との出会いの方法を紹介して終わりにします。
モンゴル人と出会う方法としてはどんな方法があるのか?
一番手っ取り早いのは海外旅行などにより、現地(モンゴル)でモンゴル人と知り合い、友達になることです。友達になれば、異性間であればその先に恋人関係も可能性として十分ありえます。しかし、旅行となるとなかなか時間を作るのが難しい現実があります。
そんな方におすすめしたいのが国内外のネットサービスを活用した外国人との出会いです。
例えば、当サイト(外国人出会い隊)では、モンゴル人をはじめ、世界各国の色々な外国人の方との出会いの方法を紹介しています。外国人の方との出会い方にはTOPページで解説している通り、色々な方法があります。
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マッチングアプリ | 英会話 | シェアハウス | ワーホリ | 国際交流会 | ナンパ | 婚活パーティー | |
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主な目的 | 出会い | 勉強 | 生活 | 色々 | 交流 | 出会い | 出会い |
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メリット | 気軽に出会える | 英語を学べる | 共同生活 | 語学・生活・出会いなどすべての可能性がある | 気軽に出会える | 気軽に出会える お金がかからない |
真剣な出会い |
デメリット | 詐欺などの危険性 | 勉強が主な目的になる | 狭いコミュニティ内での出会い | とにかく時間が必要 | 次に繋がりにくい | 勇気・度胸が必要 | 遊び目的の人もいる |
出会いやすさ | |||||||
手軽さ |
それぞれの出会いによって、また、人によって出会いやすさは異なりますが、この中でも日本にいながら、そして自宅にいながらでもモンゴル人との接点を持てる可能性のある方法としてはマッチングアプリがおすすめです。
特に男女など異性との出会いにおすすめです。
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おすすめのアプリは後述していますが自身でしっかり検討し、選びたいときは外国人との出会いに特化し、検索機能や外国人会員数を徹底調査した外国人と出会いやすいマッチングアプリを紹介しているので以下を参考にして下さい。
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