英語圏の代表であり、その中でもいわゆる英語の標準語を話す地域として知られているイギリス。
イギリスは正式には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」といい、ヨーロッパ大陸の北西に位置するグレートブリテン島、アイルランド島北東部、その他多くの島々からなる同君連合型の国家です。
少しややこしいですが、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国で構成された連合国であり、これらをまとめてイギリスと呼ばれています。
つまりは4つの国家がイギリスを構成する主な民族であり、イギリスとはその総称となります。
この連合国イギリスで生まれ育った人達の性格や気質、恋愛観や結婚観などの内面的な特徴と顔やスタイルなど外見的特徴について紹介します。
イギリスとはどんな国?イギリスと言えば?
4つの国からなる連合国
先にもお伝えした通り、イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの非独立国としての性質を持つ連合王国です。
それぞれに首都が置かれ、政治や行政が執り行われています。イギリスという名称も複数の国の集まりを総称した名前であり、厳密に言えばイギリスという国はないとも言えます。
紅茶の国
イギリスは、紅茶で有名な国です。イギリス人は普段から紅茶を飲む習慣があり、1
日に何回ものティータイムを設けている人が多いです。こんなにも紅茶がイギリスに強く根付いたのには、歴史的な背景があります。
イギリスに紅茶が伝来したのは17世紀頃のことで、伝来した当初は薬として使用され、高価なものでした。
また、紅茶は「コーヒーハウス」というお店で販売され、元々は一般大衆向けではありませんでしたが、次第にコーヒーハウスが一般大衆向けのお店になり、それに伴い、紅茶も一般的に親しまれるようになったとされています。
そして、19世紀になるとイギリスの植民地でのお茶の栽培が盛んになっていきます。このような歴史的背景ゆえに、イギリスには紅茶の文化が強く根付いています。
イギリス王室
イギリスと言えば「イギリス王室」を連想する方も多いのではないでしょうか?
イギリス王室に詳しくない方でも、故ダイアナ元王妃やウィリアム王子、キャサリン妃の名前は聞いたことがあることでしょう。イギリス王室についてのニュースは、日本でも取り上げられることが少なくありません。
「ハリーポッター」の舞台
イギリスは世界的人気を誇る「ハリーポッター」の舞台でもあります。ハリーポッターのロケ地を訪れる人は、今でも後を絶ちません。
中でも、オックスフォード大学のクライスト・チャーチカレッジはロケ地として有名です。クライスト・チャーチカレッジはホグワーツの食堂のシーンで使われているのでファンなら興奮すること間違いないでしょう。
また、イギリスでは「ワーナー・ブラザーズ・スタジオツアー」というツアーが開催されており、ハリーポッターの撮影で実際に使われたセットや大規模模型、小道具などを実際に見ることができます。
「ハリーポッターの世界観を味わいたい!」という方にはオススメのツアーとなっています。
ビートルズ生誕の地
イギリスはビートルズ生誕の地でもあります。ビートルズは主に1960年代に活躍したロックバンドで、1970年に解散していますが、今尚人気は根強く、ビートルズが好きでイギリスに訪れる方も少なくありません。
イギリスにはビートルズの聖地と呼ばれる場所があり、その中でも特に有名なのが「アビイ・ロード」です。アビイ・ロードはアルバム「アビイ・ロード」のジャケットの撮影にも使われた場所です。
「アビイ・ロードの横断歩道で記念写真を撮りたい!」と思うファンは多いことでしょう。
それではこういった背景などを知った上で、イギリス人の国民性を見ていきましょう。
イギリス人の性格
アメリカをライバル視
イギリス人はアメリカ人と間違えられることを嫌います。
例えば、同じ英語を話す大国にはアメリカがありますが、「英語を話している」というだけでイギリス人をアメリカ人と決めつけてしまうと不機嫌になってしまうところがあります。
イギリスで話される英語は、アメリカやオーストラリア、カナダなどと違い、アクセントやスペルが違っており、英語圏同士が話をするとイギリス人は一発で判別がつくと言われるほどに独特の訛り(なまり)がある、と言われています。
イギリス人は愛国心が非常に強いこともあり、自国に強い誇りを持っています。英語もその一つなのかもしれません。特別敵対しているわけではないですが、間違えられやすいアメリカに対して少しライバル心を持っているのかもしれません。
そもそもヨーロッパの英語圏はイギリスくらいなので、ヨーロッパで英語を話している白人はイギリス人の確率が高くなります。アメリカ人と間違えないように注意しましょう。
島国気質
他のヨーロッパ諸国のように地続きではなく、簡単に行き来ができないので、他国との交流が少なく、独自の文化が栄えた国でもあります。
そのこともあって、イギリス人は「他の国とは違う」という意識が強い一面があります。EUからの離脱を決めたのにもこのような性格が少なからず関係しているのかもしれませんね。
プライドが高い
イギリス人はプライドが高い傾向にあります。これは、先にもお伝えした「島国気質な国民性」にも由来しますが、それだけが要因ではありません。
イギリスは産業革命を起こして経済や工業を大きく発展させたり、サッカーやラグビーなどのスポーツを発展させたり、文明的に大きく進歩してきた国というのも大きな要因です。
また、上記の「アメリカ人をライバル視している」という性格からも、プライドが高いということが伺えますよね。
遠回しな表現を好む
ストレートに自分の意見を主張・表現することが多い外国人の中で、イギリス人はオブラートに包み、柔らかく、遠回しに表現することが多いです。
また、皮肉やジョークを言う際も遠回しな表現を好みます。
そのため、「これは皮肉なのか?冗談なのか?」と分からなくなることがあります。イギリス人と会話をする時は、相手の言わんとしていることに注意しましょう。
他人とは一定の距離を保つ
親交的で情熱的、誰彼構わずスキンシップを求めてくることが多いヨーロッパ諸国の中でイギリス人は他人との距離をしっかりと保ちたがる傾向があります。
過度なスキンシップを極端に嫌うため、スキンシップが常識の国から来た人達は「嫌われているのかな?」と勘違いしてしまうほどだと言われています。
人間性重視の国民性
オックスフォード大学など世界でも名高い有名大学のあるイギリス。
日本であれば頭が良く、真面目であれば合格できると考えがちですが、イギリスでは「真面目で頭が良いだけでは成功しない」と言われています。
スポーツで優秀な成績を収めている、ボランティア活動に力を入れているなど、勉強や真面目さに加えて人間性が良くなければ難関大学は合格できません。
人間性を非常に大切にする国と言えます。
イギリスは日本と同じく島国ということもあり、日本と共通している部分もありますが、「日本人とは違うな」と感じる部分もあったのではないでしょうか?
似ている様でどこかちょっと違う、そんな近いようで近くもない存在かもしれません。
日本人とのギャップに驚くかもしれませんが、イギリス人の性格をしっかりと把握した上で、時間をかけて関わっていけば比較的相性の良いお国柄と言えそうですね。
イギリス人の恋愛観・結婚観
イギリス人の恋愛観・結婚観について見ていきましょう。「イギリス人とお付き合いしてみたい」という方であれば必見です。
一途な恋愛をする
イギリス人は、一途な恋愛をする傾向にあります。遊ぶような恋愛をしたがる人もいない訳ではありませんが、そういう人はごく少数です。
そのため、一度に複数の人と付き合って見定めをする……なんていうことはなく、お付き合いしてから結婚に至るまで、一人の相手を一途に愛する方が多いです。
もし真剣な恋愛をしたいのであれば、イギリス人をお相手の候補として視野に入れてみてはいかがでしょうか?
中身を重視する
イギリス人は外見よりも、性格などの中身の部分を重視します。そのため、たとえ外見がどんなに良かったとしても、性格が悪かったら幻滅します。そしてその逆もあります。
それもあってか自分のパートナーが周りの人からどんな風に見られているかも大して気にはしません。
パートナーとより充実した生活を過ごせれば、それで十分に満足します。
恋愛に年齢は関係ない
「恋愛するのに年齢は関係ない!」と考えるのも、イギリス人の恋愛観・結婚観の一つです。
たとえ自分がどんなに年を取ろうと関係なく、「この人いいな」と思ったらそのまま恋愛に突っ走ります。
また、中身を重視するという点とも関連しますが、相手が若かろうと年を取っていようと、そんなことには関係なく相手を好きになることがあります。
年齢にとらわれず、自分の気持ちの赴くままに恋愛を楽しむ姿勢は、自由奔放と言えます。日本では「結婚適齢期」などという言葉があり、恋愛と年齢には良くも悪くも関係があると考えがちですが、イギリスはそんな日本とは対照的です。
いくつになっても恋愛に本気なのはイギリスの国民性と言えます。
グローバルな恋愛を好む
イギリス人はグローバルな恋愛も好みます。たとえ同じイギリスの人でなくても、恋に落ちたら相手の国籍は関係ありません。欧米系であろうとアジア系であろうと好きになります。
これは、イギリスに様々な人種や国の人が住んでいることと関係があります。日頃から自分とは異なる人を見たり、そういう人と関わったりすることもあるので、自分と容姿や考え方が異なっていたとしても、必ずしも線引きをするとは限りません。
このように、イギリス人の恋愛は人種や国を超えます。
イギリス人は一途な恋愛を好む傾向にあるものの、恋愛においては年齢や人種、国籍などには特にこだわりを持ちません。好きになってしまえばそんなことは関係ない、と考えるのがイギリス人の恋愛観・結婚観です。
イギリス人は枠に囚われません。
イギリス人の見た目とスタイル
イギリス人の平均顔
青・緑・茶の瞳
イギリス人の瞳の色は大きく分けて、青、緑、茶の3種類です。
左から順に割合が多く、青は半数近くを占めます。いずれの瞳も鮮やかな色をしていますが、同じ色でも人によって若干色合いは異なります。
白人が多い
イギリスは白人が圧倒的に多く、黄色人種や黒人を見かけることはほとんどありません。
シンプルなファッション
エレガントなファッションを好むイタリアやフランスなどおしゃれが大好きなヨーロッパの中にあって、非常に地味な印象を受けるのがイギリス人です。
女性に関してはストリート系でカジュアルなファッションをしている人が多いですが、派手な色の洋服よりも、黒や灰色、茶色などの大人しめな色を好む傾向があります。
全くおしゃれをしていない、というわけではなく、きちんとTPO(時間・場所・場合)に合わせておしゃれを楽しんでいますが「カジュアル過ぎず派手過ぎず」がイギリス人のおしゃれの特徴であり、比較的シンプルな傾向があります。
茶色の髪の人が多い
イギリス人は茶色の髪の人が多く、一部の人は金髪で、ごく少数ですが赤毛や黒髪の人も存在します。
頬が少し赤い
どことなく田舎っぽい顔立ちに赤いほっぺ(頬)が特徴的です。先にもお伝えした通り、イギリスには白人が多いのですが、頬が少し赤いので他国の白人と比べて少しだけ特徴的で目立ちます。
イギリスは比較的気温が低めの国ですが、気温が低い国で暮らす人にも頬が赤い特徴がよく見られます。
眉と目が近く、ツンと上を向いた鼻
イギリス人は、眉と目の間が狭く、顔の彫りが深い顔立ちなので、目つきが鋭い、というか目力の強い印象があります。
面長で鼻が三角で、かつ、鼻の穴が非常に大きく、ツンと上を向いている人が多いのも特徴と言えます。
この目鼻立ちがくっきりしているというのもイギリス人の顔の特徴です。
太っている人が多い
平均身長は男性175cm、女性162cmなので日本人よりは大きいですが世界的に見れば特別大きい訳ではありません。
スポーツをしたり、人に見られるような仕事をしている人達は体の手入れに余念がないのでほっそりした体型ですが、それ以外の方は太っている人も多いです。
しかし、日本人のようにあまり容姿を気にしない人が多いのか、太っていてもさほど気にしているような様子もありません。
肌の色や髪色、顔の特徴などの大雑把な外見に関しては、イギリス人同士で大きな違いはありませんが、瞳の色など、微妙な違いがあります。
イギリス人やイギリスハーフの有名人・芸能人
イギリス人やイギリスハーフの有名人・芸能人を紹介します。イギリス人の性格や外見的特徴の参考に見てみると楽しいと思います。
ダニエル・ラドクリフ
ダニエル・ラドクリフさんは「ハリーポッター」シリーズの主演として活躍していることもあり、とても有名ですね。
ダニエル・ラドクリフさんは強調運動障害を抱えており、そのせいで学校生活に困難さを感じ、「学校以外の場所で活躍していきたい」という想いをきっかけに俳優としてデビューし、1999年のドラマ「デビッド・コパーフィールド」が初出演です。
デビュー以降、「ハリーポッター」を始めとした映画や舞台で大いに活躍しています。イギリス人ならではの青い瞳と、年を重ねるにつれ増していく渋いかっこよさが特徴的です。
JOY
190cmの高身長を生かしながらモデル、タレントとして日本の芸能界で活躍しているJOYさんですが、JOYさんは父親がイギリス人で母親が日本人のハーフです。鼻が高く目が二重なので、「欧米系のハーフかな?」と感じさせる雰囲気があります。
JOYさんは高3の時にモデルとしてデビューします。それ以降、バラエティ番組でタレントとしての才能をメキメキと現し、モデルのみならずタレント、歌手としての活動の幅を広げています。
ケイト・ウィンスレット
ケイト・ウィンスレットさんは、1975年生まれの女優です。ケイトさんの家庭は芸能一家で、両親や姉妹のみならず、祖父母も俳優として活躍しています。
ケイトさんは1994年にヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞を受賞し、その翌年にはアカデミー助演女優賞を受賞するなど、女優としてどんどん活躍していきます。
ケイトさんは、整った鼻立ちとキリッとした目が特徴的です。40を超えてもその美貌は今も健在です。
カーラ・デルヴィーニュ
カーラ・デルヴィーニュさんはイギリスのロンドン出身のモデル、女優、歌手です。カーラさんは2011年にBurberryのキャンペーンでランウェイデビューを飾り、それ以降はH&Mなどのキャンペーンで活躍しています。
また、歌手として音楽活動もしており、ドラムを始めとした楽器演奏も得意です。このように、カーラさんはマルチに芸能界で活躍しています。
彫りのある綺麗な顔立ちをしており、173cmと高身長なので、美人モデルとして活躍しているのもうなずけます。
キーラ・ナイトレイ
キーラ・ナイトレイさんはイングランドで産まれ、リッチモンドにて育ちます。
キーラさんはハリウッド女優として活躍しており、代表作には「ラブ・アクチュアリー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどがあります。
キーラさんはハリウッド女優の中でもかなりの美人と言われており、「絶世の美女」と評されています。端正で整った顔立ちとスタイリッシュな体型で、多くの人を魅了しています。
とても有名な方、日本人のハーフの方、かなりの美人な方など様々な方を紹介してきました。「あの人もイギリスなんだ!」という方も多かったのではないでしょうか。
イギリス人やイギリスハーフを知る上で少しだけ参考に眺めてみるのも面白いと思います。
イギリス人との出会い方
ヨーロッパの中でも島国気質を持ち、日本と共通点も多いイギリス。
外国人ながらどことなく日本人気質を持つ方も多く、そういう意味では馴染みやすく、親しみやすい外国人とも言えそうですね。
最後にここまで紹介してきたイギリス人との出会い方を紹介して締めたいと思います。
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