F1(フォーミュラーワン)のモナコグランプリやモナコ公室でも有名なモナコは西ヨーロッパに位置する都市国家です。
モナコに暮らす人々はモナコ人が20%、残りの80%が外国人という構成です。そして外国人の移住圏には厳しい審査があり、モナコに住める外国人は桁違いの超お金持ちが多いという特徴があります。
モナコ人の特徴というにはモナコ人の人口が少ないですが、モナコ人を含め、モナコに暮らす人々にはどんな人が多いのか、性格的特徴や外見的特徴ほか、恋愛観や結婚観について紹介します。一つの傾向ではありますが、参考にお楽しみください。
首都 | なし(モナコ) |
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人口 | 3.87万人(2017年) |
面積 | 2.02㎢ |
言語 | フランス語 |
宗教 | キリスト教 |
通貨 | ユーロ |
目次
モナコとはどんな国?モナコと言えば?
モナコの基礎知識
モナコ(正式名称:モナコ公国)は、フランス南部の一角に位置し、南側はリグリア海に面し、イタリアに程近いところにあります。
バチカンについで世界で2番目に小さい国で、その国土面積は東京にある皇居と皇居外苑の総面積よりも小さい2.02㎢になります。
首都はモナコ市、公用語はフランス語ですが、イタリア語を話す人も多いです。中にはモナコ語を話す人もいますが、現在はとても少なくなっています。
宗教はキリスト教カトリック派が信仰されています。通貨はユーロですが、通貨提携のみでEUには加盟していません。
F1レース「モナコグランプリ」
モナコと聞いて「モナコグランプリ」を連想する人も多いのではないでしょうか。F1を見たことがない方でも耳にしたことがあるかもしれませんね。
モナコのモンテカルロで行われるカーレス「フォーミュラ1(F1)」のモナコグランプリは数少ない市街地コースを採用しています。F1の数あるグランプリの中でもシンボル的なレースとして注目度も高いですね。
モナコ公室や政財界が協力して開催される国家的な観光イベントで、開催時には人口よりもはるかに多い20万人超の観光客が訪れるといいます。日本でも放映され、コースやレースはもちろん、ボートを浮かべてその上から観戦するセレブ達も印象的です。
とても難しいコースのためモナコグランプリでの勝利はグランプリ3勝分の価値があるとも言われています。
モナコ公室
モナコについて語るのに公室の存在は欠かせません。有名な「グレース・ケリー」はモナコ公レーニエ3世と結婚しています。
余談ですが有名なケリーバッグは彼女が妊娠中に膨らんだお腹を咄嗟に隠したことからその名前がつけられたそうです。
モナコの公室は日本の皇室と似ていて政治に関しての権限が制限されています。モナコ公は、日本の天皇よりも政治の舞台に立つことが多いようですが、憲法により制限されている立憲君主制に則っています。
君主として世界に名前が知れ渡っているのはもちろんですが、そのロイヤルファミリーの整った容姿や私生活もまた注目されています。
絶えない移住希望者とタックスヘイブン
モナコは、とても綺麗な町並みに治安の良さ、温かい気候と暮らしやすさもあり、世界的に見てもとても人気の国です。観光はもちろん、移住したいと希望する外国人が後を絶ちません。
しかし、人口密度は過密状態で、皇居と皇居外苑の総面積よりも小さい2.02㎢に約3万8000人が暮らしており世界で一番人口密度が高い国になっています。
人気の理由は環境だけでなく、「タックスヘイブン」が大きな要因でしょう。
所得税は非課税対象で不動産税、住居税、財産税もかかりません。他の税金に関しては、日本と比べても格段に税率が低いのでお金持ちであればあるほど暮らしたい国となるわけです。
ちなみにその住居権は順番待ちで、3,000万円~6,000万円の預金をモナコの銀行に預けなければならないなどの条件があります。
お金持ち国家
モナコと言えば、やはり最初に思い浮かぶイメージは「お金持ち」ではないでしょうか。
もちろん、国自体がお金持ちの国ではありますが、モナコに住んでいる人のほとんどが桁違いのお金持ち、億万長者であると言えます。お金持ちが多い(お金持ちが集まる)理由には税金が安いこともありますが、治安がいいことや街自体が綺麗など、様々な理由があります。
モナコ国籍のモナコ人は20%以下で、80%以上が滞在許可をとって住む外国人です。モナコに住む外国人は預金額によって居住権が与えられるので、モナコで暮らす人たちは一般的にお金持ちであると言えます。
モナコ人の性格・国民性
おおらか
モナコ人はおおらかで親切だと言われています。南フランスの人々の特徴であるとも言えますが、その温かく穏やか気候も影響してか、ゆったりとした性格で、あまりせかせかしていない人が多いです。
時間にややルーズなところもありますが、その穏やかな性格から憎めないところがあります。
神経質な人は少なく余裕があり、寛大なのでとても付き合いやすい性格です。差別意識は低く、外国人にも親切な人が多いです。
飛びぬけたお金持ちや成功者には余裕のある人も多いように、お金持ちの暮らすモナコには性格的にも余裕のあるゆったりとした方が多いと言えるかもしれません。
ジョークが好き
モナコ人は楽しむこと、楽しい雰囲気、賑やかな場所が好きです。お祭りのような賑やかさが好きなところもありますが、人と関わること、コミュニケーションを取ることを好みます。
そのため、話を盛りあげるのにジョークを言うことが多いです。
慣れない日本人にとってはついていけないところがあるかもしれませんが、モナコ人と話す時にはジョークが言えなくても気づいて笑えると距離が縮まるかもしれません。
ケチ(無駄な出費を嫌う)
お金持ちが多いモナコ人ですが、ややケチなところがあります。とは言っても一般庶民に比べたらお金の使い方は大胆です。
交際費や生活費などのプライベートなことよりも税金対策やビジネスの面で金銭にシビアなところがあると言えます。
お金を使うことに関しては大胆ですが、お金を取られることに関しては、敏感で嫌がる傾向が強いと言えます。ここはお金持ちならではかもしれません。
モナコ人の恋愛観・結婚観
純粋で素朴
お金持ちが多いと聞けば、さぞかし豪華でゴージャスなデートをイメージするかもしれませんが、その恋愛観はとても素朴で純粋です。
もちろんレストランで食事をしたり旅行を楽しんだりというデートもしますが、彼らにとって大切なことは一緒にいて自分が自然体でいられることだと言います。
一緒にいて楽しいことはとても大切なことですが、自分を飾ることなくありのままでいられることが恋愛において重要だと考えているようです。
お金持ちだとプライドが高そう、近寄り難いなどのイメージを持ってしまいがちですが、実際のところは私たちとそれほど違わないのかもしれません。
告白はしない
欧米では日本とは違い、告白をする文化がない国も多いですが、。モナコもまた告白の文化がありません。
恋人と友達の線引きが曖昧だと感じるかもしれませんがモナコ人はその態度がわかりやすく違います。
スキンシップにおいては友達と恋人の線引きが曖昧なところがありますが、言動や態度は恋人と友達ではまったく異なります。
キスや夜をともにすることは正式に交際をスタートしていなくても起こり得ることですが、「愛している」などといった愛を囁く言葉は軽々しく口にしません。
そういった言葉は相手に対する愛情と責任を伴う言葉と考えているようです。恋愛については少し真面目なところがあると言えるかもしれません。
スキンシップは自然で大胆
先にも少し触れましたが、愛を囁く言葉までは言わなくともスキンシップに対しては大胆な人が多いです。
外国人特有とも言える挨拶代わりのハグやキスは自然なことです。また、恋人同士でなくても腰に手を回したり、腕を組んだりといったスキンシップが見られます。
日本人ならば勘違いしてしまいそうなスキンシップですが、彼らにとってはごくごく自然なことです。
国際結婚も多い
人口の8割が外国人のモナコでは国際結婚が多いです。その理由はそもそもモナコ人が少ないことに加えて、モナコ国籍を得るのに厳しい条件があることでしょう。
モナコ人にとっては外国人であってもモナコ人であっても使う言葉にあまり差がないので特段気にしていないようです。
ただし、外国人の配偶者がモナコ国籍を得るまでには長い時間がかかるので結婚しても面倒な手続きに追われることがあると言います。
モナコ人の見た目やスタイル
ほとんどが白人
モナコ人のほとんどがヨーロッパ系の人々のため、白人が多いです。肌は白色ややや赤みがかった白色の人が多く、紫外線に弱い肌質をしています。そのため、そばかすやシミができやすい傾向にあります。
髪の毛の色は金髪もいますが、明るい茶色や栗色、濃い茶色の人が多いです。
あっさりとした顔立ち
目鼻立ちはハッキリとしていますが、スペインやイタリアのようなラテン系の濃い顔立ちと言うよりはあっさりとした顔立ちと言えます。
目と眉の間隔が狭く、目は二重の人が多いです。切れ長の目よりも丸いどこか可愛らしい印象を受ける目の形をしている人が多いのが特徴です。
唇の形もまた特徴的で上唇が薄く、下唇もあまり厚くありません。
目が大きくハッキリしているのにあっさりした印象を受けるのはあまり彫りが深くなく唇が薄めなところが影響しているのかもしれません。
中肉中背
モナコ人と言えば、リッチで見た目もカッコよく、美人が多いイメージを持つかもしれませんが、実際は中肉中背な人が多いです。
日本人と比べれば背の高い人が多いですが、南ヨーロッパに位置しているモナコでは北ヨーロッパと比べると平均身長は低くなっています。
また、美食の国であるモナコでは収入が高い人も多く、食事にお金をかける人が多いです。そのためかやや肥満傾向にあると言えます。
洗練されたファッション
モナコ人のファッションを一言で表すなら「洗練」でしょう。一つひとつはラグジュアリーブランドのものなど高価なものである場合がほとんどですが、見せつけるような派手さがなく、とても洗練されたファッションアイテムやコーディネートが目立ちます。
原色のワンピースにサンダルやクラッチバック、Tシャツやラフなシャツにデニム、サングラスなど、どれもシンプルなようでデザインが凝っていたり素材にこだわっていたりとまさにリッチな着こなしです。
モナコ公妃などはファッションアイコンとしても注目されています。
モナコ人やモナコハーフの有名人・芸能人
レーニエ3世
1949年生まれ、モナコ・モナコ=ヴィル出身の前モナコ公です。グレース・ケリーと結婚したことでもとても有名になりました。
恋多き人としてもしられるレーニエ3世はグレース・ケリーと交際する以前は女優のジゼル・パスカルと交際していました。
モナコ公国の公という肩書きでありながら性格はとても素朴で純粋、それに加えておおらかだったと言います。
グレース・ケリー妃は「レーニエと結婚したとき、私は彼が何者だったかなんて関係なく彼という人間と結婚すると決めた。それ以外のことは考えていなかった。」と話しています。
F1のグランプリを誘致し、国おこしにもとても熱心で国のために尽力しました。
穏やかなところもありながら、ビジネスに対してはやり手なところはモナコ人らしさが感じられます。
ポリーヌ・デュクリュエ
1994年生まれ、モナコ・モンテカルロ出身のモナコ公位継承者です。彼女の母親はグレース妃の次女ステファニー公女なのでポリーヌはグレース妃の孫にあたります。
アメリカ・ニューヨークのアートスクールに通っていたときにはインスタグラムに自身が行ったカフェやファッショイベント、デザインスケッチなどを投稿していました。
公国の継承者としても有名な彼女ですがその立場にとらわれない自由な生活の様子は意外性もあり注目が集まりました。
彼女の外見を見てみるととても整った顔立ちをしていて、まるでモデルのようです。通った鼻筋やくっきりとした二重、薄い唇特徴的です。
アンドレア・カシラギ
1984年生まれ、モナコ出身のモナコ公国公位継承者です。
祖母であるグレース・ケリー妃を思わせるようなブロンドに端正な顔立ちは人気があり、1999年にはアメリカの「ピープル誌」で「世界で最も美しい50人」に選ばれたこともありました。
2012年にコロンビアの大富豪の令嬢であるタチアナ・サント・ドミンゴと結婚し現在は3児の父になっています。
彼もまた容姿が整っていて俳優のようです。雑誌などでよく見る「イケメン王子」は世界中にいますがそういった類の特集には必ずと言っていいほど名前が挙がっています。
緑色の瞳に優しさを感じられる柔らかい笑顔はどこか可愛らしさを感じますね。
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