オセアニア大陸、オーストラリアの南東に位置するニュージーランドは、首都ウェリントンを要する二つの主要な島と複数の小さな島々からなる人口は約470万人程度の島国です。
ニュージーランドと言えば、日本では人気の留学先であり、ラグビーが強いというイメージを持つ方が多いかもしれませんね。
ニュージーランドはどんな国で、そこに暮らす人々はどんな性格をして、どんな恋愛・結婚をしているのか。ニュージーランド人の国民性について紹介します。
ニュージーランドやニュージーランド人に興味のある方におすすめのニュージーランド人との出会い方や出会いの方法も合わせて紹介しています。
目次
ニュージーランドとはどんな国?ニュージーランドと言えば?
1.ニュージーランドの基礎知識
キリスト教徒が多いものの、日本のように特定の宗教を強く信仰しない人も多いです。公用語は英語とマオリ語で、国歌斉唱の際にも英語とマオリ語の両方が歌われています。
2.先住民マオリ
ニュージーランドの歴史は浅く、約1000年前に先住民である「マオリ」がポリネシアから渡ってきたのが始まりと言われています。現在でも14%の人口を占めるマオリの人々の文化は深く根付いています。
「自然」と「先祖」に重きを置く彼らの教えやその歴史は、ワイアタ(歌)・ハカ(踊り)・モコ(入れ墨)などによって伝承されてきました。
ニュージーランドの言葉や地名には英語ではない言葉が多く存在します。アオテアロア、ロトルアやワイカト、カイコウラなどがそうですね。これらの多くは、マオイ語に由来しています。
3.国鳥KIWI(キーウィ)
ニュージーランドに生息する飛べない鳥です。細長いくちばしと真ん丸いシルエットが特徴です。キーウィという名前はマオリの人々がその鳴き声を聞いて名づけたものと言われており、今ではニュージーランド人を指す愛称としても使われます。
ニュージーランドの2ドルコインにはキーウィが描かれています。
4.マヌカハニー
マヌカハニーはニュージーランドだけにあるマヌカの木から採取される蜂蜜です。その抗菌作用はニュージーランドでは医療分野でも使われることがある程で、一般家庭でも常備し薬代わりに使われています。
最近では日本でも美容や風邪予防に効果があることでとても人気になったので、聞き覚えがあるかもしれませんね。
5.世界最強のオールブラックス
ニュージーランドはラグビー大国です。その中でも世界的な強豪チームとして有名なのがナショナルチームの「オールブラックス」です。
上下黒のユニフォームで、試合前に勇ましいハカを踊る姿は見たことがあるかもしれませんね。
このハカは、マオリの人々の踊りで、相手に敬意をあらわすために試合前に踊るようになったのが始まりと言われています。また、このハカをリードする選手はマオリの血を引いた選手が担当します。ここにも根強いマオリの文化が見られますね。
マオリの人々の文化や思想を現代でも大切にしているところはすごく興味深いところですね。
ニュージーランド人の性格
ニュージーランド人と一口に言っても、マオリ系・アジア系・ヨーロッパ系など多様な人種と文化が混在しています。ニュージーランド人の国民性や性格にはどういった特徴があるのかを見ていきましょう。
1.おおらかで寛容
おおらかさはニュージーランド人の特徴で最もよく挙げられる特徴と言えます。決め付けたり、相手を否定することはせず、認める人が多いのです。
白人が移住してきたときに苦悩しながらもその文化を受け入れ、紛争はせずに受け入れたという歴史からも、この特徴が伺えます。また、外国人を受け入れるその寛容性が特徴だからこそ、人気の留学先として選ばれているのかも知れませんね。
ニュージーランドは年間ビザ発給数が約2,000人程度でワーホリ(ワーキングホリデー)先としても人気です。
2.愛国心が強い
愛国心が強いところもよくあげられる特徴です。例えば、自国の製品や企業に愛着を持っていたり、自分たちの文化について深く勉強している人が多くいます。
その愛国心はまさに国民性で、多くの企業が広告や企業ロゴに「proudly 100% New Zealand owned and operated」(私たちは100%ニュージーランド出資・運営の企業です)と記載しています。
多様な外国文化や外国人を受け入れながらもマオリの文化を大切にできるのもその愛国心ゆえでしょう。
3.アイスクリームが大好き
ニュージーランドはアイスクリーム消費量は世界でもトップクラスと言われており、街中にはたくさんのアイスクリームショップがあります。
有名な「ホーキーポーキー」というフレーバーはキャラメルの粒が入ったアイスクリームで、ニュージーランドを代表するアイスクリームフレーバーです。一般家庭の冷凍庫には必ずと言っていいほど、アイスクリームが常備されています。
4.オープンマインド
例えば、レストランで隣り合わせになったり、人気のアイスクリーム屋さんで並んでいるときに友達になれてしまうのがニュージーランド人です。
とても気さくで人懐っこいところがあり、すぐに誰とでも仲良くなってしまう特徴があります。
同じ島国でも日本とは少し違う特徴だと言えますね。受け入れる寛容さだけでなく、いつの間にか仲良くなってしまう人懐っこさまで待ち合わせているとは、少し羨ましいところです。
5.助け合いの精神
困っている人を放ってはおけない気質があります。交通機関での席の譲り合いはもちろん、外国人にも「大丈夫?」と手を差し伸べてくれることも。
2016年のリオオリンピックの女子陸上5000メートルで、接触したアメリカ人選手とニュージーランド人選手が助け合いながらゴールしたエピソードもニュージーランド人の気質を示す一つの事例ではないでしょうか。
あまりイメージになかった性格的特徴もあったのではないでしょうか。どの特徴にしても、おおらかで優しいイメージがありますよね。
ニュージーランド人の恋愛観・結婚観
ニュージーランド人の恋愛観や結婚観は、国民性ゆえなのか、日本人としては驚いてしまうような文化や制度があります。ニュージーランド人の恋愛観や結婚観を見ていきましょう。
1.男性はシャイで女性はストレート
ニュージーランド人の男性はとてもシャイだと言われています。愛情表現も去ることながら、恋人の話をしただけでも照れてしまう男性もいるようです。
それに比べて女性の愛情表現はストレートです。好きも嫌いも直球で、ニュージーランド人同士のカップルでは女性がリードしているカップルが多いです。
また、ニュージーランド人男性の日本人女性好きは有名で、シャイな男性と日本女性の控えめさが似ていて心地よいのかもしれませんね。
ニュージーランドやニュージーランド人に興味のある方は恋人作りに精を出してみるのも良いかもしれませんね。
2.DVが社会問題
近年、ニュージーランドは先進国の中でもDV(ドメスティックバイオレンス)の発生件数が最も多い国の一つとなっています。
国内でも深刻な社会問題となっており、男性から女性だけでなく、女性から男性へ、親から子供への暴力による事件が後を絶ちません。
おおらかで優しいニュージーランド人の特徴とはかけ離れた現実ですが、アルコール摂取量が多い国でもあるため、そのことが一因とも言われています。
3.告白の文化はない
日本人のように告白をしたり、付き合った日を記念日にして……という習慣はほとんどありません。「気がついたら一緒にいた」という自然ななりゆきでカップルになる人が多いです。
互いが愛情をもって相手を特別と思っていれば、約束はなくても硬い絆で結ばれるというわけです。
また、ニュージーランド人のその共通観念は、結婚という形にとらわれない新しい家族のかたちに繋がっていきます。
4.パートナーシップと事実婚
ニュージーランドには、パートナーシップというものがあります。
婚姻関係になくても2年の同棲期間を経ると事実婚となります。その為、ニュージーランドには婚姻関係を結ばずに、事実婚のまま何十年も一緒に暮らしていたり、子供が居たりするカップルが多く存在します。そして、それはニュージーランドではごく自然なことなのです。
パートナーシップを結ぶには一定の条件を満たしていなければなりませんが、外国人にも適応されます。婚姻よりも条件が多くありますが、パートナーシップを選ぶカップルは多くなってきています。
ニュージーランド人の恋愛観や結婚観については日本人とは大きな違いがあります。
特にパートナーシップについては、おおらかな性格が特徴のニュージーランド人らしいですよね。それと同時に、約束に縛られなくてもお互いを大切にし、一緒に居ることを望むというのはとても素敵なことですね。
ニュージーランド人の見た目とスタイル
ニュージーランドの先住民はポリネシア系で褐色の肌色をしていますが、現在のニュージーランド人にはアングロサクソン系も多く存在します。
アングロサクソン系と先住民マオリ系のニュージーランド人の身体的特徴・傾向について見ていきましょう。
1.アングロサクソン系にみる特徴
アングロサクソン人とは、現在のドイツ北部からブリテン島に移住した部族の総称です。
ニュージーランドに移り住んだ彼らは、長い年月をかけてアングロサクソン系ニュージーランド人とよばれる混血になりました。
彼らの多くは、ニュージーランド南島に暮らしています。特徴としては、堀が深く目は小さめです。髪質が柔らかく、金髪の人もいれば、赤毛の人もいて、目の色も青や茶など様々な特徴があります。
2.日本人と差のない体格
多くのアングロサクソン人は身長が高く筋肉質という特徴を持っていますが、アングロサクソン系ニュージーランド人は中肉中背で、日本人とあまり体格差がありません。
見た目としては、ドイツ系よりもイタリアやフランス人を連想するような見た目と言えます。
3.マオリ系にみる特徴
マオリの人々はポリネシアンの流れをくんでいます。肌は褐色で眉毛が太く、ハッキリとしたエキゾチックな顔立ちが特徴です。
髪の色は黒髪の人が多く、毛質は硬めでクセが強いのも特徴です。
最近では純粋なマオリ族は減少傾向にありますが、混血の場合でもこのような特徴を持っていることが多いです。
4.がっしりとした体格
マオリ系は男女ともに身長は高め、体格はしっかりとしている人が多いです。女性の平均身長も、日本人の158cmに比べて164cmと高めになっています。そのため、モデルとして活躍するニュージーランド人女性も多くいます。
ニュージーランド人と聞くと腕などにモコと呼ばれる入れ墨を施した体格のよい男性をイメージしたり、オールブラックスのラグビー選手のような鍛え上げられた筋肉質な体格を想像する人も多いかもしれませんね。
ニュージーランドはヨーロッパ系の移民を受け入れた歴史背景があるため、ハッキリと見た目に違いのある人種が、同じニュージーランド人として共存しています。
ニュージーランド人やニュージーランドハーフの有名人・芸能人
ニュージーランドの有名人と聞いて、誰を思い浮かべますか?有名なラグビー選手でしょうか。今回はニュージーランド人の特徴をふまえつつ有名人についてご紹介します。
ラッセル・クロウ
1964年生まれ、ニュージーランド・ウェリントン出身のハリウッド俳優です。有名な作品には「グラディエーター」や「ビューティフルマインド」などがあります。
彼はヨーロッパ系ニュージーランド人です。2018年4月に離婚を報告した際には、「アート・オブ・ディボース」(離婚のアート)と称して出演映画の衣装などをオークションにかけ3億円以上の落札額を得ました。
包み隠すことなく、ネガティブな部分もオープンにしてしまうところはニュージーランド人のオープンマインドが影響しているのかもしれませんね。
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
1990年生まれ、オーストラリア出身の女優です。マオリの血を引く母を持ち、2001年にニュージーランド国籍を取得しています。有名な作品には「スターウォーズアピソード3シスの復讐」や日本でも人気の「ウォーキング・デッド」「ゲーム・オブ・スローンズ」などがあります。
彼女の外見にはポリネシア、マオリの黒髪・しっかりとした眉・褐色の肌色といった特徴が分かりやすく現れています。
ジョナ・ロムー
1975年生まれ、ニュージーランド・オークランド出身の元ラグビー選手です。ラグビー界のとても有名な選手で、その功績は偉大なものです。
高校生の頃からニュージーランドのユース代表として活躍し、19歳でオールブラックス(ニュージーランドのナショナルラグビーチーム)に選出され、ラグビーワールドカップでは個人最多となる15トライを記録しました。
ジョナ・ロムーは2008年の来日の際のインタビューで、「ラグビーは絆を重んじます。チームで困難に立ち向かって問題を解決する。違う環境で育った人間も仲間として尊重する。そうして他者を理解するということ、他者に寛容であるべきだと学びます。」と語っています。
ニュージーランド人の寛容さや助け合いの精神がとてもよく感じられますね。その後、ジョナ・ロムーは40歳でこの世を去るまでラグビーに尽くし続けています。
ドーキンズ英里奈
「ドキンちゃん」の愛称でも知られるモデルとして活躍するタレントのドーキンズ英里奈さんはニュージーランド人の父親と日本人の母親を持つハーフです。
ニュージーランドと関わりが深いだけにラグビー観戦が趣味で、RWC(ラグビーワールドカップ)2019では開催都市特別サポーターにも就任しています。
彫りは深すぎず浅すぎず、目鼻立ちのはっきりした綺麗な顔立ちをしていますね。肌は色白ではありますがニュージーランド系の褐色というか日本人的な色合いです。
知らなかった有名人も居たと思います。スポーツや芸能、それ以外にも世界で活躍するニュージーランド人は多いです。
ジョナ・ロムーのトライは圧倒的なもので、ラグビーに詳しくなくてもすごさがわかるものだと思います。
ニュージーランド人との出会い方
おおらかな性格の方が多いニュージーランド人は大人しく控えめな性格な方が多い我々日本人とは比較的相性も良さそうですね。同じ島国であるところも一つの共通点となっているのかもしれません。
特に日本人女性はニュージーランド人男性から人気が高いので恋愛も視野に入れて出会いを探してみるのは良いかもしれません。
ニュージーランド人を含む外国人の方との出会い方には当サイト(外国人出会い隊)のTOPページで解説している通り、色々な方法があります。
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手軽さ |
参照:外国人出会い隊
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